2018年定期演奏会の感想

今年も定期演奏会が来ました。
いい演奏ありましたね。
それぞれのバンドの感想を書き残しておきます。
 
ツバキブラザーズ
フラット&スクラッグスに挑戦する勇気はすごいです。
トラッドが好きならば、ぜひ続けてほしい路線ですね。
欲を言えば、Gt歌い回しやGランなどの研究をもっと深めて、
よりトラッド感を体現できるようになるといいでしょう。
また、Mnもトラッドらしい弾き方(ブルーグラスらしさ)を
深めて、トラッドでも表現力を高めるといいですね!
 
Great Scott
りょうのBjが凄かった。
特にミシシッピバンジョーは私が良く知っている曲だけにそのクオリティに感動しました。
コーラスしながらもバリバリのロール感はすさまじかった。
そして、エンドレスハイウェイのよう曲調の違う曲でも、
雰囲気をしっかり出していて変化球にも強くなっていた。
年月の重なりを感じるバンジョーの演奏でした。
 
TPC46th
Bsのマエダくんが落ち着いていてバンドを支えていましたね。
Fdのみやびさんは1年生らしからぬ上手さでしたので、ヴァイオリン経験者かとは思いますが、
ニータカもよく練習している感じがでていました。
のびしろが輝かしく見えるバンド、来年も頑張ってほしい。
 
Steven Jam Range
一度博物館のミニライブで演奏を見せてもらったことがあったかな。
Gtのオオクボさんの歌はますます良くなっていましたね。
曲も難しいものを取り入れていましたが、
よくあそこまで完成度を上げているなと感心するほどでした。
Mnのツバキくんはトラッドの時と比べ、こちらが本職といわんばかりの
クリスシーリ節を炸裂させていましたね。
今のキレイさのまま、音の芯を太くできれば向かうところ敵なしになるでしょう。
 
3300
細かいテクニックを着実に堅実に渋くこなしているバンド。
一般の人にはわからないプレイヤーがうなる演奏だったと思います。
特にマイウォーキンのダオのGラン、
かなり感動しました。
りょうと同じく、年月を重ねたいぶし銀なGラン。
わかる人にはわかります。あれは至福のGランでしたよ。
 
Northern Grass Revival
成長という意味でこのバンドはすごかった。
ばんじょーさんのGtはあんな難しい演奏にトライしたせいかにょきにょきと成長していましたね。
非常にいいリズム、音を大きく出すぞというソロ、相当練習したんでしょう。
ボーカリストだけでなくギタリストとしての成長が嬉しかった。
そして、Mnのかたぎりくん。
以前見た時よりもグっと上手くなっていましたね。
曲も非常に難しいものばかりですが、
りょうのリーダーシップが良かったのでしょう。非常に高い完成度。
特にインザミドルがすごく良かったです。
 
サクラドロップス
まず驚いたのはヤチのFd。
中低音のFdの音がすごく安定していて、きいていて安心感が凄かった。
こんなに包容力のあるFdの音は初めてかもしれません。
ヤチの性格がそのまま表現されたいい演奏だったと思います。
コーラスもとても良かった。
パクのいるバンドはコーラスの練習が徹底していていいですね。
 
ポルコ
1年生バンドから4年の継続を経てここまで上手くなってしまった。
ただ上手いということではなく、メンバー同士の信頼が見えるような「バンド感」がたまりませんでした。
誰かのソロの時、若干変わるリズムにベースを中心にみんなでついていく。
お互いのリズムを知り尽くしているからこそできるホーミングでしたね。
細かい合わせもぴったり。出だしとか、ブレイクとか。阿吽の呼吸が目に見えました。
コンタクトとかもしっかりとって一つのまとまりを見せてくれました。
頑張れポルコ、お前がナンバーワンだ!