就職活動へ挑む者たちへ３
前回の記事を読み返して、
長ぇええ！
ということで、今日はグループ面接について
といっても、私が受けたグループ面接は変わったものでした
グループ面接は２つしか受けてないのに、
２つとも変なの
１つ目のグループ面接
これはグループ面接というより、
グループディスカッション
７人のグループで１単位で、採用の担当者は何も口をだしません
与えられた課題は、
「オフィスビルの地下に新店舗をオープンさせようと思いますが、
どんな店舗にしたらいいか？」でした
この課題に２０分で取り組み、結論を目指します
とくに結論を発表するというものではなく、
取り組みの中での人間を見られます
自分の意見をしっかり言えるか？
人の意見をしっかり聞けるか？
企画力そのもの
協調性
こんなところをチェックしてるのではないでしょうか？
相手が採用担当者でない同じ受験生なわけで、
うっかり気を緩めないように、大人の振る舞いをしましょう
私が受けたときは、まず仕切り屋が速攻とばかり仕切りだしました
議長役というのは当然必要なのですが、
この役はリスクが非常に高いようです
というのも、うまくまとめられれば高い評価を得られますが、
失敗した場合はただの出たがりとなってしまいます
誰かが名乗りあげたのなら、とりあえず協力体勢を作っていきましょう
私は自分の意見を、しかるべきタイミングで言えるように心がけていました
グループのメンバーが良質なら、各人がタイミングを合わせようとするので、
全員がうまい具合にコメントできます
下手なメンバーがでてくると、人の出番をとったり、
言うべきときに発言しなかったりして、ぐちゃぐちゃになります
私のグループはいいメンバーに恵まれ、
各人が発言することができました
また、各人がお互いを尊重し、自己主張する人がいませんでした
全員がアイデアを言った後に、それぞれのアイデアについての長所を
洗い出し、新店舗の構想を決めていきました
結構深いところまで考えられたのではないでしょうか
（レジの台数を何台にするべきかということも話し合いました）
２０分という制限の中ではなかなかよくでき、
担当者から「時間です」と言われ、最後に一人一人感想を述べました
うまくできたのもあり、このグループの中から私を含め数人が次へ進みました
２つ目のグループ面接
これはかなりユニークな面接でした
ちなみにここは私を採用してくれたところです
ここも７人くらいのグループで呼ばれ、
部屋に案内されると各自の机にはクレヨンと画用紙が・・・
「何っ！？」
と内心思い、すぐに頭をフル回転しました
おそらく絵を描くのだが、きっと自己アピールをできる絵を描くことになる
さてどうするかな・・・
「今から３分間で、自分を表す絵を書いてください。
その後、一人一人その絵を使って自己アピールを１分くらいにまとめてしてください」
ふむ、そうきたか・・・
私はサークルの部長経験を自己アピールとして貫いてきているので、
それを表す絵にするべきだ
３分で描けるもの・・・・
決まった
初めて下さいというころにはもう決まっていました
冴えてる
私が描いたのは「宇宙」と「真ん中に大きい太陽」
これなら３分で描ける！
アピールもしやすい
「では、呼ばれた人から前に出て１分くらいで発表して下さい。他の人は、その発表に対して質問をしてあげてください。みんなで協力していきましょう」
ということです
私はなるほどな、と思いました
質問をすることで、相手の長所がより見えるように質問をしてあげよう
例えば、人間がジョッキをたくさん持っている絵を描いた人がいました
発表によれば、居酒屋のバイトをやっていました
とのことです
でも、そのバイトからどんなことを身につけたのか、
どんなことがいい体験だったか、
ということを言わなかったので、それをそのまま質問してあげました
そうすると自然に自分の長所を答えることになり、
その人の自己アピールはいいものになりますね
まさにこれがポイントだったのでしょう
他の人に対してもこういう質問をするようにしました
そして自分の発表
「この太陽が自分です。まわりの惑星はサークルのメンバーを表しています。自分はサークルの部長として、まわりの人々に温かさや活力を与えられるような存在を目指してきました。この大切な役目をこなすことで、責任感や広い視野を身につけることができたと思います。今後も輝きを放てるような人間を目指し、努力していきたいと思います！」
などと言った記憶があります
こんな突拍子もない試験もあるようですが、
後で聞いたところ、この会社ではこの試験が毎年恒例であり、
ほとんどの受験者が絵を描くことを知っていたらしいです
アドリブで対応した方が、いいものができることもありますね
偉そうに書いていますが、私は決して面接がうまくありません
