雪月花

今年は本当に変な冬ですね
雪が少ないし、妙にあったかい
こんなときは、4月ごろにすごく寒くなったりするかも
 
季節が崩れれば、今年は雪月花を拝めるかもしれない
雪月花という言葉が真に何を意味しているかは知りませんが、
自前の解釈としては、
雪が降っていて、サクラが咲いていて、月夜であるという
この3つが同時に起こることだと思っています
 
日本人は昔から、
花火など刹那的なものに美を感じますが、
雪月花も刹那的であり、奇跡的な情景です
 
なにしろ、月が見えているのに雪が降っているというのは、
お天気雨よろしくお天気雪のような状態で滅多にあるはずもなく、
また、サクラが咲いているのに雪が降るほど寒いというのも
矛盾してるのです
この3つが同時に存在するのは、やはり奇跡的であると思います
 
雪月花の「花」は、今はサクラということになっているらしいのですが、
昔は梅を指していたようです
梅であれば、サクラよりも開花が早く、
雪と同居することも考えられます
 
ひょっとすれば、雪月花という言葉は、
お酒好きの人が、
雪見酒と月見酒と花見酒を同時にやったらたまらんな〜
という妄想から出てきたのかもしれないなーと
思ったりするのです
 
ともあれ、今年は異常気象
雪月花の可能性がないとはいえないところに期待しています
 
 
 
 
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