JDA(日本ドボン協会)を調べてみた

前回からの続きで、
ドボンについて本当のルールを調べてみようと、
日本ドボン協会のHPにたどり着きました
http://dobon.net/card/index.html
かなり興味深いルールがあったので、
自分なりのコメントをはさみつつ、
コピペで掲載してみました
 
ゲームの流れ
プレーヤーの座席位置と親を決めます。正式な決め方に関しては後述。
よく切ったカードを配ります。配る枚数は始めは全員4枚ずつです(配る枚数は後で変化します)。残りのカードはすべて山とします。
〜ブル研では毎回6枚で固定されてますね〜
 
山の一番上のカードを場に出します。
ゲームは親から順番に時計回りに進めていきます。
〜ここはおんなじですね〜
 
順番が来た時に出すことのできるカードは、場のカードと、マークか数字が同じカードです。出せるカードが手札にない時は山からカードを1枚取り、手札に加えます。(出せるカードを持っていてもこれを出さずに山からカードを取ることもできます。)
カードを出すかカードを引くかした後、ゲームは次のプレーヤーに進みます。
〜公式ルールでは、山から一枚引いた後にはカードを出せないようだ〜
 
例外として場のカードと同じ数字のカードが手元にある場合は、順番に関係なくいつでもこれを場に出すことができます。
〜興味深いルールその1、これはつまりウノの割り込みみたいなものか・・・
 これは採用したらなかなかスピーディーな攻防が楽しめそうだ〜

 
2の数字のカードが場に出された時は特別な意味を持ちます。この時次のプレーヤーは2の数字のカードしか出すことができません。
〜ジャンプやリバースでは返せないんですね
というか、そもそもジャンプもリバースも8での色がえもないみたい〜

 
2のカードを持っていない時は、山から2枚カードを取り、そのプレーヤーの順番となります(つまりこの後2枚とったプレーヤーはカードを出したり引いたりできます)。
〜ブル研は逆に2でカードを取らされた直後はカードを出せませんな〜
 
2のカードを持っていてこれを出した時は、次のプレーヤーは2^2(2の2乗)で4枚のカードを取らなければなりません。このように2を出さない時に取らなければいけないカードの枚数は、2^3=8、2^4=16・・・という具合に倍々で増えていきます。
〜恐ろしいインフレだ
 2を3枚重ねたら8枚とらなきゃいけない
 4枚なら16枚とらなきゃいけない
 これはビルモンゲームに匹敵するインフレだ〜

 
なお、ゲーム開始時に山から場に出したカードの数字が2だったときは、親が2を出すか、あるいはカードを2枚取るかします。
手札を0枚にすることはできません。
〜どうやら普通あがりなしの方が正式ルールだったようですね〜
 
上がるための唯一の手段は「ドボン」です。「ドボン」は場に出されたカードの数字と手札の数字の合計が同じ時にいつでもできます。ドボンするときは必ず「ドボン」とコールし、手札をすべて場に出す必要があります。このとき一番上のカードが明確になるように出します。
誰かがドボンをしてもゲームは終わりではありません。ドボンして出した一番上のカードに別の誰かがドボンできる場合も、さらにドボンすることが出来ます(これを「ドボン返し」と呼びます)。
〜最も興味深いルール、ドボン返し!
 ドボンするときの手持ちカードで一番上のカードを他の人にドボンされるらしい
 このとき上のカードは、最初にドボンする人が任意に決定するので、
 一番返されないカードを上にしなきゃいけないんだな
 なんと熱いルールであることか!
 これは採用の可能性を考慮しなければなるまい〜

 
最終的にドボンをしたプレーヤーが勝者、ドボンをされたプレーヤーが敗者となります。
勝者は次の試合から始めに配られるカードの枚数(配り枚数)が2枚減り、敗者は逆に2枚増えます。
〜勝者に優しく弱者に厳しいルールだ
 大富豪の交換に似ている要素ですね〜

 
ただし配り枚数は4枚以下にはなりません。また12枚より多くもならず、配り枚数が12枚で敗者となった時は次の試合から配り枚数が4枚に戻ります。しかしこの時プレーヤーの「周回」が一つ増えます。また、今後いくら勝ったとしても、周回は減ることがありません。
あらかじめ決められた時間が過ぎていなければ、始めに戻って次のゲームを開始します。そうでなければ終了です。最終的な順位は、周回と配り枚数の少なさで決定されます。
 
親と座席位置の決め方
(公)ゲームを始める前によく混ぜたカードをプレーヤーが1枚ずつ引き、一番強いカードを引いた人を親とします。カードの数字の強い順は、A、K、Q、J、10・・・2となります。
〜ブル研は暑苦しいジャンケンで開戦〜
 
同じ数字の時はスート(マーク)の強い順(スペード、ハート、ダイア、クラブ)で決定します。さらに、プレーヤーの座席位置は親から右回りに引いたカードの強い順に並ぶものとします。
次の試合からは前の試合の敗者が親となります。
〜負けた人からできるのか
 それは弱者救済で面白い
 けど、ドボンした人以外の人は複数いるから、
 結局ジャンケンになってめんどい〜

 
(公)敗者が複数いる時は、その時点で一番負けている(周回、配り枚数の多い)プレーヤーが親となります。これでも親が決まらない時は、裏返したカードを一枚引き、一番強いカードを引いた人を親とします。
(公)誰かが一周した時、再びよく混ぜたカードを引き、座席位置を変更します。
〜なんだか麻雀みたいだ〜
 
ドボンについて
場のカードの数字と手持ちのカードすべての数字の合計数が同じ時にいつでもドボンすることが出来ます。
〜2枚になったときの引き算はないようです
 あれはいいルールだと思うな〜

 
ドボンするときは必ず「ドボン」とコールし、手札をすべて場に出す必要があります。このとき一番上のカードが明確になるように出します。
誰かがドボンして出した一番上のカードにドボンできる場合も、ドボンすることが出来ます(これを「ドボン返し」と呼びます)。
〜上述したけど、これは採用してみたいルール
 今日はドボン返し有りでやろうぜ、
 とかいう麻雀のクイタンみたいな位置づけで〜

 
最後にドボンをしたプレーヤーが勝者となり、ドボンされたプレーヤーが敗者となります。
始めに場に出されたカードにドボンしたときは、ドボンをしたプレーヤーが勝者、それ以外のプレーヤー全員が敗者となります。
自分の出したカードにドボンしたときは、そのプレーヤーの負けとなります。
〜ブル研では誤ドボンとして、3枚カードを引くとなっていますが、
 正式ルールはサドンデスのようです
 考えてみれば、自分にドボンをしてるわけですから、
 自殺行為ですもんね〜

 
(公)ドボン返しには有効時間があります。誰かがドボンをしてから3秒間以内のドボン返しは無条件で有効となります。また、これ以上の時間が経っていても他のプレー ヤーがだれ一人手札を放棄していなければその間のドボン返しは有効です。さらに、このドボン返し有効時間内に放棄した手札は無効となり、これを使ってドボン返しをすることはできません。
〜いわゆる3秒ルールってやつですね〜
 
間違ったカードを出したとき/間違えてカードを引いたとき
間違えて場に出せないカードを出したときも、カードを再び手札に戻すだけで、それ以外の特別なペナルティはありません。
〜それは手ぬるいぞ
 やっぱり1枚カードを引くほうがいいよね〜

 
複数のカードを場に出して、その内上の何枚かのカードだけが出せないカードの時は、その出せないカードのみを手札に戻すだけで、それ以外の特別なペナルティはありません。
〜どうやら、ウノのように同じ数字を2枚一緒に出したりできるらしい
 そのときの規定ですね〜

 
自分の順番でないプレーヤーが間違えてカードを引いたときや、間違えて多くカードを引いたときは、そのカードを手札としてゲームを進めなければいけません。
 
最終的な順位の決定法
あらかじめ時間を決めておき、その時間が経過した後にゲームが終了した時点での周回および、配り枚数の少なさで順位を決定します。
時間は適当でかまいませんが、1〜2時間程度が適当だと思います。
〜長い!
 麻雀の半荘と同じくらいかかってるぞ
 今のルールの方がBOXでやるにはいいな〜

 
時間の代わりに、ゲーム数を決めてプレーしてもよいでしょう。
(公)遅延行為防止のため、明らかな遅延行為を行ったプレーヤーは2枚カードを取ります。また、試合時間とともに、最低ゲーム数もあらかじめ決めておきます。
山のカードがなくなった時
場の一番上のカードを場に残して、残りのカードをよく切って、山とします。
(公)「場のカードがある枚数以下のときは山にしない」「場のカードに含まれる2の割合が半分以上のときは山にしない」などのルールを決めてもよいでしょう。
山にするカードもない時は、その時点で一番多くのカードを持っているプレーヤーの負けとなり、ゲームが終了します。
 
その他の細かいルール
(公)カードが全く同時に出された時は、その前の時点で順番が早く回ってくるプレーヤーのカードが先に出されるものとします。
〜ちなみに(公)というのは、
 正式ルールの中でもさらに厳しい競技規定だと思ってください〜

 

以上がJDA(日本ドボン協会)の公認ルールのようです
やはり一番の収穫はドボン返しでしょう
これは一度は採用してやってみるべきです
「残念、頭はねだ!」
みたいなゲームの流れが思い浮かびます
 
ルール以外の興味ポイントとしては、
JDAのHPのテクニックのところ
基礎編、中級編、上級編ときて、
暗黒編!
・・・一体どんなテクニックなんだ
残念ながら工事中でまだ見られないのです
 
もう一つ興味深いポイントが!
「@ドボンをしよう!」
という項目があって、
この@ドボン、
なんとネット対戦型ドボンらしいです
まだ調整中とのことなので、
遊ぶことはできなさそうですが、
こんなの作ってる人いるんだな、
と深く感心しました
情熱ってすごい
ブル研のHPにこんな機能がついたら、
何人かは遊んでくれそうだね〜
以上ドボンレポートでした
ゲームマスターらしい記事だった)